飯岡町

実家住まいでない25〜34歳の男女244名(男性140名、女性104名)にアンケートを実施。「隣の住人と、どのくらい面識がありますか?」という質問に対し、男女ともに最も多かったのが「隣り合う全世帯の顔は知っている(名前は知らない)」という回答で約26%を占める。これを婚姻状況別に見てみると、既婚男性で最も多いのが同回答で17.9%、次点が「隣り合う全世帯の顔も名前(苗字)も知っている」で僅差の15.0%。対して、未婚男性の最多回答は「隣り合う全世帯の顔も名前(苗字)も知らない」で17.2%だった。結婚すると、住まいを購入してひとつの所に長く住む人が増えるため、結果的に隣り合う世帯と知り合う機会も増える模様。なかには、近所づきあいに積極的になる人もいるのかもしれない。

さらに踏み込んで、「隣の住人とどの程度会話を交わしたことがありますか?」という質問に対しては、男女とも全体の約6割が「隣りあう全世帯と挨拶より踏み込んだ会話を交わしたことがある」と回答。しかし、未婚者のみで同回答の割合を比較すると、未婚女性が36.8%だったのに対し、未婚男性は21.7%しかおらず、未婚男性は未婚女性より近所づきあいに消極的であることがわかる。

ちなみに、「隣の住人と、現状より親しい関係性を築きたいと思いますか?」という質問に対し、既婚の男性・女性、そして未婚女性で最も多かった回答が「どちらかといえばそう思う」だった。そんななかで、未婚男性の最多回答はというと、「どちらかといえばそう思わない」で13.7%。やはり、未婚男性は近所づきあいに消極的であることが改めて窺えた。

岩井俊二映画祭」で無料上映されている『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、1993年にフジテレビのドラマシリーズ『If もしも』の1作として撮影されたもので、テレビ版を再編集し、その後劇場公開された作品だ。本作のロケ地となったのは、東日本大震災津波による被害が大きかった千葉県飯岡町(現・旭市)。岩井監督は、

「かつてお世話になった飯岡町津波による被害が大きかったと聞きました。
震災の影響で各地の花火大会も中止になったところが多いという話も耳にしました。
いつもの夏とはまるで違う今年の夏ですが、せめてこの作品で、かわらぬ日本の夏を体感してもらえたら幸いです」

とのメッセージを贈っている。また、ネット上での注目度も高く、ツイッターを見てみると「これは観なければ。サントラも買ったなぁ」「おおすごい。未見の人は観た方がよいよ」「おぉー、夏だし観ようかな」などと、多くのネットユーザーが言及している。