抵当権&抵当権

抵当目的物が賃貸に用いられている家屋であった場合、法定果実としての「賃料」に対しても抵当権の効力が及び、物上代位できるかが争われた。これは1990年代のバブル景気崩壊によって土地建物の担保価値が著しく低下したために注目された債権回収方法である(それ以前は土地の売却代金からの回収がほとんどであった)。通説と最高裁判例はこれを可能としてきたが、異論もあった。

そこで2003年(平成15年)に371条を改正して、抵当権が債務不履行後に生じた抵当不動産の果実(法定果実である賃料が念頭に置かれている)にも及ぶとされ(もっとも判例は物上代位の実体的根拠を372条・304条に求めるのであり、この点は変わらないとする理解が多数のようである)、同時に民事執行法において抵当目的物(抵当不動産)からの収益によって債権を回収するための担保不動産収益執行の手続が導入された(民事執行法188条)。しかしこの担保不動産収益執行の手続は、強制管理の手続を手直ししたもので、管理人に費用が掛かるので、大規模マンションには向いているが、小さなマンションでは経費倒れとなり、依然として物上代位の利用価値は大きい。

材料:
削り節軽くひとつかみ、湯適量、醤油大さじ2、マグカップ(約300ml入る容器)

作り方:
(1)マグカップに削り節を入れる。
(2)湯を沸かし、沸騰したら(1)のマグカップに約250ml注ぐ。180〜200mlのだしがとれる。
(3)削り節が沈んだら茶こしでこす。
(4)こしただしに醤油を加えて混ぜる。

*おひたしは、ゆでた青菜にだし醤油大さじ2〜3を加え、5〜10分浸してから食べます。だし醤油は、煮沸消毒した空き瓶に入れて冷蔵庫で3週間ほど保存できます。

今回は、このナゾに迫ろう。「ワシントンDC界隈にいる日本人駐在妻の髪形には、なぜセミロングやロングヘアが多いのか?」。長い黒髪の魅力をアピールしたいから? いいえ、たぶん、違う。「ショートヘアだと頻繁に髪を切らなきゃいけないから」じゃないかな、きっと。

 駐在妻はよく嘆く。「満足できるヘアサロンやスタイリストが見つからないの〜。英語じゃ細かいニュアンスも伝えられないし、いつも変な髪形にされちゃう」。結局、ヘアサロンから足が遠のき、気付けばセミロングやロングヘアになっているのだ。中には、年に一度の日本帰国のときにしか髪を切らない“ツワモノ”までいるもんね。

 DCやその郊外には、日本人による日本人対象の店やサービスがほとんどない。でも日本の食材や、日本語のレンタルDVDなら、韓国系のお店でも十分事足りる。ところが、韓国系や中国系のサービスじゃ満足しきれず、最後まで困るのが、「女の髪」なのよねえ。

 アジア人の髪質は似ている。だから私も、これまで中国人や韓国人のスタイリストを渡り歩いてきた。ある時は「おサルさん」にされ、ある時は刈り上げにされ……。去年暮れの一時帰国で、3年ぶりに日本のスタイリストさんにお願いしたら、彼女は私の髪を触って、絶句したよ。「かわいそうに。こんなとこまで、前髪にされちゃって」。