スピ婚

晩婚化が叫ばれる一方で、「出会いから入籍までが1年以内」というスピード婚(以下「スピ婚」)をするカップルも多いという。そこでMORE本誌は、スピ婚を経験した女性読者200人にアンケートを行い、昨今のスピ婚事情について調べてみた。

まず、出会うきっかけについて尋ねてみると、1位は「友達の紹介」(32.5%)、2位が「職場の同僚、上司、後輩」(23.5%)と比較的オーソドックスだが、3位には「ミクシィツイッターなどWEBで」(8.0%)がランクイン。「ミクシィを見たら趣味が似ていて、実際に会ってみた」(28歳)というアンケートの回答もあった。

次に、「結婚を決めた最大の理由」を尋ねると、1位はやはり「相手の性格、人柄」(33.5%)。スピ婚といえども、決断の理由は普通の結婚と変わらないようだが、「直感」(2位 21.5%)が「価値観の一致」(3位 20.0%)を抑えて2位に入るあたりは、スピ婚の特徴的なところかもしれない。

そして「スピ婚してよかったこと」を尋ねると、「30歳までに結婚できた」(20.5%)が1位に。「29歳の誕生日には彼もいなくて諦めていたけど、その直後に出会った彼と1年以内に結婚できた」(33歳)、「20代で結婚をすませて、30歳までに子供を産みたかった」などの声も数多く寄せられた。

最後に、「スピ婚できた秘訣」を尋ねると、スピ婚経験者からは、

「つきあう前に結婚する気があるのか尋問した」
「女子会に行くのをやめ、合コンに行くようにした」
「自分のブログを彼氏に教え、私について説明する手間を省いた」
「『子供ができた…かも!?』と彼にウソをつき、結婚を意識させた」

など、数々の具体的なエピソードが次々と登場。やはりスピ婚に至るまでには、それなりの努力が必要なようだ。