購入検討者には2010年こそ「買い時」!

2010年は住宅購入者に対しては非常に手厚い施策が用意されています。 むしろそれは変わらず、下半期は今年限りの施策を見越した駆け込み需要が増える可能性があります。 以下は具体的な購入者メリットです。
■最大600万円までの住宅ローン減税
■フラット35S、1%の金利優遇
■住宅取得資金、贈与税の非課税枠の大幅拡大
■土地長期譲渡益非課税継続
住宅エコポイントの創設
専門家の間でもこれほどメリットがあったことはない、とささやかれるほどで、 2010年はまさに「買い時」と言えそうです。 では2010年が完全な買い手市場かというと、そうではありません。 上半期は出だしこそ住宅供給数の回復など見るべき点がありましたが、それもすでに頭打ちの様相です。 これでは近年問題となっている「住宅購入難民問題」、 つまり過去に買えなかった人とこれから買えない人が市場に溢れてくる問題は、解決しません。